半年以上60肩でMR検査で石灰化が認められ週2回整形外科に通院治療するも改善が認められず紹介で当院に来院され1回で改善がみられた60歳代の女性

昨日午前にご予約の電話がありました、

自営業の手伝いをしている主婦で両腕が挙がらなく、近郊の整形外科医院に半月以上に渡り通院治療するも改善しないのを観た友人(以前娘さんがギックリ腰で歩けなくなり車で付き添われて来院され、施術後には徒歩で一人で帰宅された日暮里にお住まいのお母様)が

「ダラダラ整形外科医院に通院してないで早く寿匠身体均整院に行ってらっしゃい!、一生懸命に施術してくれるから」と言われたのでお電話させて頂きました、とのことででした。

午後3時半の予約で日暮里より日暮里舎人ライナーでご来院されました。

問診時、整形外科医院では関節内に注射をして肩を動かしその後リハビリとして肩周辺のマッサージをしてもらう治療と痛み止めの投薬がされたが、痛み止めはあまり使用していなく、当日は少しは良くなるのですが次の日には元に戻ってしまうとのことでした。

ご商売をしているので朝の神棚へのお供え物の交換とお浄めのお水交換が出来る様になりたいとのご要望でありました。

視診では衣文かけの様に両肩共に上がり、特に左肩が盛り上がり、左乳房が下がり、右腰が上がり、両腕を下げてもらうと手の平が内側に向き、太ももの前側に固定されている。重心が右外側前部。

動診においては、左右両上肢が挙上できず、特に左上肢は水平まで持ってこれない状態。首の回線範囲が狭く横から後部を見る時には首が回らないため体を回旋して補っている。

体幹の側屈および前屈がしにくい。両股関節とも内旋制限があり、腸腰筋、の過緊張、肩回りの筋肉の過緊張「圧痛」、前腕の回外制限、下肢の拇趾球筋の「圧痛」あり。

世間一般的に流行っている筋膜リリースの様な施術では、過緊張「圧痛あり」部位を緩める手技ですと、何故そこが過緊張になったのかという原因部位を施術していないためまた直ぐに元に戻ってしまいます。

現在「関トレ」を出版されている理学療法士の笹川大瑛先生が主催するJTAパーフェクトマスター講座での教えを踏まえ施術に加えたところ、

両腕の挙上は無論のこと、各可動制限も解除され、クライアントさんがおっしゃるには「体全体が軽くなり心も体も楽になった」と言われ直ぐに紹介してくれた友人にメールを送りますと言われお帰りになりました。