昨日お盆の真っ最中の時期に腰痛に悩まされてお困りの都内大学病院勤務の看護師さんより当院をSNSで見つけてお電話での予約をして下さりました。
勤務を終えた後の来院との事で18時頃からの施術になりました。
私も茨城県内の大学病院と都内の大学病院での放射線技師としての勤務経験から看護師さんの過酷な勤務を知っていましたし、ましてはコロナ禍なので肉体を酷使していると推察されます。
症状は歩いている時に腰に痛みを感じ仕事をする上で困惑しているとの事でした。
姿勢を観察すると右の大腿部内側の内転筋の萎縮が見られ、巻肩で右足重心で立って、左右の膝回りの筋肉バランスの差があり、動いてもらうと体幹の前屈と回旋で腰の左右下部に痛みが発生し可動域制限もある事が分かりました。
足の母指球と鼠径部に触れる腸腰筋に圧痛があり、股関節の内旋制限と下肢の筋力低下も認められました。
肩回りの筋肉にも圧痛があり、過緊張になっており可動域制限も認められました。
これらの症状からJTAフラッシュリプロ療法で言う後弯型に属すると判断し、後弯型の施術をさせて頂きました。
施術後、下肢の筋力も戻り大きな鏡の前で姿勢と動きによる痛みと可動域を確かめて頂くと、姿勢も良くなり可動域と痛みの改善を納得して頂きました。
また、身体が軽くなり楽になりましたとのお言葉を頂戴いし良かったです。
施術後にはセルフメンテナンスの方法と資料をお渡しして終えました。
明日以降にも職場に戻られ多忙な日々を送られる事と思いますが頑張って欲しいと思います。
またお身体でお困りになった時には少しはお役に立てると思いますので、ご一報下されば幸いです。