小学6年生の施術

足立区からお母様に連れられ来院された7歳の男の子

(熱性けいれん)と診断され年に一度のわりに高熱が出てその時にはひきつけが起こってしまい、眠さと寒さを感じ、高熱になる。

痙攣を止める薬を使用している。

今年2月にインフルエンザにより痙攣発作するも脳波には異常ないとの診断。

しかし医師によると症状が出るのは6・7歳で終わると告げられ、終わる年齢に近づいたので一度診てもらえないかと母親が連れてきました。

母親は私の院のお客様でもあり、祖父母とも私の院のお客様でもあったことがベースになって依頼を受けた形になりました。

子供の施術は体に触れるだけでくすぐったかることが多いので、頭からの施術を試みたところ、頭の形の左右斜めの大きな歪が認められ、頭皮頭骨の動きの左右差も認められた。

子供は母親の産道を通って出てくるとき、捻じれてでてくる。赤ちゃんの頭の骨はやわやわで大泉門、小泉門という頭の前後頭頂部に小さな空洞があり、大人になるにつけ閉じてきます。

体には体中の筋肉を包む筋膜があると同様に、頭にも硬膜、軟膜、クモ膜と膜が存在し、膜のよじれにより頭の骨と骨を結びつけている縫合が閉まったり開いたりして頭の形や頭の中の脳圧をも変化を及ばし

歪となって現れるばかりでなく、体中の筋膜にも連結されているために、体中に不調を起こしてしまいます。

内臓には腸管膜、横隔膜、心膜など各臓器も膜で繋がっています。

この頭の歪を正常に戻す施術を行った結果初回には、施術後ベットから降りるなり体中が軽くなったとため息をついていました。

2回目の施術が終わった段階で親御さんに、子供さんに何か変化がありましたか尋ねると父親が落ち着くようになったと感じているとの感想をもらしたそうです。

3回目からは体に触れてもくすぐったからず、触診するも大人となんも変らず四肢の可動域減少や筋肉の硬結が見られ、現代の子供社会もなんら大人社会と変わりがないことを知ることになりました。

4回目の施術後は体の軽くなった浮遊感と空腹感を訴え、帰宅後には食パン6切れをペロット食べてしまったそうです。

施術することにより確実に体と心の変化が起こっていることが分かりました。

これからの施術予定は荒川区の祖母の家に遊びに来たおりに、施術をすることに母親と本人の希望と承認を得て、これからも変化を見届けたいと思います。