足関節捻挫について

⊛ 足関節捻挫は症状によってグレード1(軽度)、グレード2(中等度)、グレード3(重度)、に区別されます。

 

グレード1(軽度):痛みや圧痛が比較的軽度であり、靭帯の一部が伸びる程度。

グレード2(中等度):圧痛や腫脹が強い、靭帯の部分断裂であり、歩行は可能ですが走るのが困難、装具や             

         テーピングによる固定が必要で関節に不安定性が見られる。

グレード3(重度):痛みと腫脹、内出血が強く歩行困難、前距腓骨靭帯の完全断裂と判断されギブス固定により断裂した靭帯をつける必要があります。

 

* 踵に体重を載せた時、損傷部にストレスが加わり痛みが出るから運動療法により、靭帯へのストレス  を減らし「正常歩行」に近ずけることは可能になります。

 

⁂ 足を真っ直ぐ着くことが出来れば、靭帯へのストレスは減らすことが出来、跛行は無くなります。

 

⁑ 足関節捻挫を起こす人は足関節を固定している内側の筋肉『後脛骨筋』と外側の筋肉『腓骨筋』の バランスが崩れ、足の小指側の筋肉が親指側の筋肉に比べて減弱し足底のアーチが高くなっている人に多いと思われます。

  足の小指側の筋力が弱いため、足が底屈して外側に体重が載ってしまい痛めてしまうことが多い。

 

故に

施術は足関節を固定する筋肉のバランスをとり、足底筋である足内在筋のバランスをとって足関節の底背屈の可動域を正常にしてやることで正常歩行が出来る様になります。